EXPERT USER'S VOICE

「似合わせ」は、その人本来の良さに合わせて作るのが大切

美容師として大切にしていることを教えてください。

大切にしていることは、お客様1人1人に対して「似合わせ」を一番大切にしていて、あまり自分の考えばかりを押し付けないようにしています。お客様自身が求めている綺麗さやスタイルが何かをベースに考えていますね。もちろん提案もしますが、その人の本来の良さがやっぱりあるので。サロンに来るときのヘアスタイリングも、その日お客様自身でやったことの一つですし、普段お客様ができることを踏まえた上で、スタイルを提案するようにしています。

僕のお客様はくせ毛の方が多いんですよ。髪の毛がなかなかキレイになりづらいよねっていう髪質のお客様が多いです。くせ毛でもいろいろな髪質の方がいるじゃないですか。めちゃくちゃ髪の毛が柔らかいくせ毛の方もいるし、剛毛くせ毛の人もいる。スタイリングやカットは、そのくせに合わせてヘアケアまで含めて提案することが多いですね。


広がる髪やパサつきくせ毛も縮毛矯正かけずに「保湿」で綺麗に見える

くせ毛のお客様から寄せられる一番多い相談はどんな内容ですか?

やっぱり、収まりやシルエットについての相談ですね。頭が四角く見えるとか、広がってしまうとか。あとはパサつき。特に顔周りのパサつきを気にされている方が多くて、直したいと相談されることが多いです。

基本的にくせ毛の問題は「乾燥」だと思っているので、乾燥している髪をしっかり保湿すると、どんな髪の毛のクセでも綺麗に見えると個人的には思っています。縮毛矯正も選択肢の一つとしてありますし、お客様によってはかける方もいますが、基本的には全体に縮毛矯正をかけないで綺麗に見える髪に仕上げましょうという風に提案しています。本当にかけないといけない部分にだけ縮毛矯正をかけて、別にここには必要ないだろうという部分にはかけなくても綺麗なシルエットになります。


不思議と髪質に合わせて、髪が整うヘアクリーム

KURURI HAIRナイトケアクリームの使い心地はいかがですか?

そうですね、髪の芯がしっかりするイメージです。髪の毛がベタッとしてまとまる商品って結構多いじゃないですか。そうではなくて、髪の芯がしっかりとする。たくさんの量をつけたらもちろんしっとりすると思うんですけど、僕の中では髪のうねりはそのままだけど、髪の毛に1本入った感じがして、綺麗なうねりになる印象なんですよね。うねっている人や髪が柔らかい人に使ってあげると、ふにゃっとした髪がちょっと硬くなる。反対に、硬い髪質の人でつけると、ちょっと柔らかくなるような感じもするんですよ。なので、髪が整えられるんですかね。くせ毛全般、日本人ほどんどの方使ってもいいんじゃないかなと思いますね。付けられない、合わないと思う人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

 

KURURI HAIRナイトケアクリームのおすすめの使い方を教えて下さい。

結構たくさんつけた方がいいよと伝えています。量を多めに付けた仕上がりは、結構喜んでもらえますね。乾かす前ももちろんそうなんですけど、最近は最後の仕上げ前にも使うようにしています。皆さんあまりベタつかせたくないと思うんですよ。夏だと暑いので余計に。べたつかせたくないけど、髪の毛はまとめたいという方にも、しっかりと3~5プッシュの量を付けています。量付けてもそんなにべたつかないんですよね。柔らかい髪には少し少な目に2プッシュつけて様子を見ます。あとは、スタイリング剤としても使っていて、ナイトケアクリームだけだとまだ乾燥しそうだなという髪にはバームを混ぜていますね。KURURI HAIRナイトケアクリームをメインに、バームを少しという加減がおすすめです。

僕のお客様で多いのは、本当に髪が硬くて、くせ毛がある方でやっぱり乾燥している髪。おさまりがつかない場合は、KURURI HAIRナイトケアクリームを付けて、軽くブローだけお願いしています。ブローしたらそんなに伸ばさなくても結構おさまるんですよね。
 

美髪を目指すなら「習慣化」が大事

美髪をかなえるには何からすればいいでしょうか。

ダイエットと同じで、習慣が大事かなって僕は思いますね。習慣を全て変えていかないと美髪は難しいかな。お肌もそうですし、体つくりも、食べ物に至るまでを見直してあげる。商品も含めていいものって結構溢れているじゃないですか。いいものを選んだら、あとはシャンプーの仕方や乾かし方など、綺麗な髪になるように扱ってあげて、習慣化するってのが僕は最も大事かなと思っています。

 

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著書 今日がちょっと特別な日になるヘアアレンジのルール